多重債務防止策 緊急小口融資の上限、10万円に引き上げ 消費者金融調査室

多重債務防止策 緊急小口融資の上限、10万円に引き上げ

低所得世帯向けの緊急小口融資制度の上限が10万円に引き上げられる。
急場しのぎで消費者金融からお金を借りるのをきっかけに多重債務に陥るを未然に防ぐ狙い。

緊急小口融資の上限、10万円に上げ・厚労省
2007年1月6日 日本経済新聞

 厚生労働省は2007年度中に、低所得世帯向けの緊急小口融資制度の上限を、現行の2倍の10万円に引き上げる。同制度は病気や火災、給与の盗難などでお金が必要になった人に迅速に融資する仕組み。急場しのぎで消費者金融からお金を借りるのをきっかけに多重債務に陥るとの指摘があることから、制度の拡充で受け皿を広げ、多重債務を未然に防ぐ。

 融資対象はおおむね年収200万円以下の世帯。申し込みから2、3日で融資する。年3%の低利だが上限が5万円にすぎず、制度そのものがあまり知られていないこともあり、05年度の利用は約1500件にとどまっている。厚労省は上限を引き上げるとともに、制度の周知徹底に努める方針だ。

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